モノ選びにヒトが入ると、温かくなる
見に行きたかったお店にようやく行けた。 信号を挟んで見るヨドバシは左右に広く、画角に収めるには若い人が言う0.5カメラが必要なくらい横にも縦にも圧倒的な存在感だった。 人流が変わるような大きな変化が起こりそうでおもしろい。
ヘルスケア製品コーナーで最近新しくなり薄くなったらしいOura Ring 5が置いてあった。 指のサイズ合わせの試着リングも整備されていたので、左右の人差し指、中指、薬指のサイズを確認。同じ指でも左右で微妙に太さが違うのがおもしろい。 価格とにらめっこをしていると、初老のご夫婦がブースを優しい視線で眺め始めた。
試着のコーナーを代わろうかとお声掛けすると、大丈夫ですと。そして実は息子さんがこのリングの開発に関わっているのだと教えてくれた。誇らしそうでありつつ自慢してる感じではなく、気持ちのいい家族への感情だった。
きっとご自身で色々調べたのだろう。前の製品からの改善点や気をつけるべき点をご自身の言葉で教えてもらった。
モノと自分で完結していた合理的な検討の過程に、このご夫婦や会ったことがない息子さんなどのヒトが入り、なにか温かみのあるものにかわった。
買ったときになにかに貢献した誇らしい気分になれそう。この状態を目指せるとモノ売る会社としては良いのかもしれない。 リングはたぶん買うと思う。